ブレジネフ時代に建てられたアパートを30万ルーブルかけて改装する:典型的な2LDKの部屋をスタイリッシュな居住空間に変える

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成功の秘訣は、適切な計画、素材の選定、そして優先順位の決定にある。

ブレジネフ時代のアパートは、天井が低く、キッチンが小さく、廊下が狭いなど、改善が難しいとよく言われます。しかし、工夫を凝らせば、高額な費用をかけずに快適でモダンな住空間に生まれ変わらせることができます。重要なのは、部屋の構造をよく理解し、どこを節約できるか、どこで無理が生じるかを見極めることです。

30万ルーブルの予算であれば、衛生設備の交換や電気システムの更新、内装の全面的なリフォームなど、質の高い改修が可能です。成功の秘訣は、適切な計画、材料選び、優先順位の決定にあります。

この記事から得られる主なポイントは以下の通りです:

  • 解体や準備作業には3万~4万ルーブルが必要です。
  • 最も費用がかかるのは電気配線と給排水設備で、それぞれ約5万~6万ルーブルです。
  • 塗装の方が壁紙よりも安価で、見た目もモダンになります。
  • 中級品質のラミネートフロアは高級なパーケットよりも実用的です。
  • 適切な照明を使えば、部屋の広さが約50%視覚的に増すことができます。

**既存の構造を活かしたリフォーム方法**

典型的なブレジネフ時代のアパートは、面積が44~54平方メートル、キッチンが6~7平方メートルで、バスルームと廊下が別々にあります。主な問題は、天井が低く(2.5メートル)、廊下が狭く、ドアの配置が不適切であることです。

大幅な改造を行うと、承認や工事費用で予算の半分が消えてしまいます。そのため、既存の構造を活かしてデザインを工夫する方が現実的です。

キッチンとリビングルームの間にある非承重の壁を取り壊せば、バスルームを統合したり、ドア枠を広げたりすることもできます。これらの簡単な工夫だけで、かなりの効果が得られます。

工事を始める前に、水道や電気設備の状態を確認しておきましょう。ブレジネフ時代の建物では、配管や給湯設備の交換が必要になることが多いためです。

**解体・準備作業:3万5千ルーブル**

まずは古い装飾材や配管を取り外します。バスルームの壁紙、リノリウム、タイルもすべて撤去する必要があります。部屋を統合する場合は、壁の解体も行います。

自分で解体作業を行えば1万5千~2万ルーブル節約できますが、重労働であり、廃棄物処理も必要になることを忘れずにください。

壁面の下地処理は非常に重要です。ブレジネフ時代のアパートでは、壁面が凹凸だらけで高さも均一ではないことが多いためです。丁寧な塗装作業には1万5千~2万ルーブルかかりますが、これを怠ると仕上がりが雑になってしまいます。

下地処理用のプライマーにはこだわってください。材料の付着性が向上し、修理の耐久性も長くなります。高品質なプライマーは2千~3千ルーブルですが、その分、長年にわたって壁面がきれいに保たれます。

**電気工事:5万5千ルーブル**

ブレジネフ時代の建物では、電気配線がアルミ製で、家電器具が少ないように設計されていることが多いです。安全性と快適性を確保するためには、配線全体を交換する必要があります。

新しい配線やブレーカー、コンセント、スイッチの購入には4万~4万5千ルーブルかかります。電気工事の人件費も1万~1万5千ルーブル必要です。電気工事を省略すると危険であり、不適切な設置が火災を引き起こす可能性があります。

コンセントの数は事前に計画しておきましょう。各部屋には少なくとも4~6つのコンセントが必要で、キッチンには8~10個必要です。後から延長コードを使うよりも、最初から十分な数を設置した方が良いでしょう。

残留電流ブレーカーや差動ブレーカーも必ず取り付けてください。これには5千~7千ルーブルかかりますが、安全性が大幅に向上します。

**給排水設備・バスルーム:6万ルーブル**

水道管や排水管の交換も必要な作業です。古い鋳鉄製や鋼製の配管は、ポリプロピレン製や金属プラスチック製の配管に交換する必要があります。

新しい配管や部品の購入には2万5千~3万ルーブルかかります。トイレ、シンク、バスタブなどの基本的な設備にもさらに2万~2万5千ルーブル必要です。

ブレジネフ時代のアパートの小さなバスルームでは、バスタブよりもシャワーカabインの方がスペースを節約でき、水の使用量も少なくて済みます。高品質なシャワーカabインは1万5千~2万ルーブルです。

バスルームにはタイルが最適な装飾材です。手頃な価格の20×30センチメートルのタイルであれば、1平方メートルあたり500~800ルーブルで購入できます。3~4平方メートルのバスルームであれば、材料費は8千~1万ルーブルです。

**壁面の仕上げ:4万5千ルーブル**

塗装は最もコストパフォーマンスに優れた壁面装飾方法です。高品質な水系塗料であれば、1リットルあたり500~800ルーブルで、2回塗るだけで6~8平方メートルの壁面を覆うことができます。

2部屋分のアパートであれば、8千~1万ルーブルの塗料が必要になります。筆やローラー、マスキングテープも合わせて2千~3千ルーブルかかります。塗装作業自体には1平方メートルあたり200~300ルーブルの人件費が必要です。

壁面の準備をしっかり行えば、自分で塗装を行うことも可能です。1万5千~2万ルーブル節約できるだけでなく、希望の色合いにも調整できます。

一部の壁面を目立たせたい場合は、対照的な色を使ったり、装飾用の塗料を使用したりすると良いでしょう。これだけで室内に個性が加わります。

**フローリング:4万ルーブル**

ブレジネフ時代のアパートには、32~33等級のラミネートフローリングが最適です。1平方メートルあたり800~1200ルーブルで、見た目も良く、設置も簡単です。

45~50平方メートルのアパートであれば、材料費だけで3万5千~4万ルーブルかかります。下地材にはさらに3千~5千ルーブル必要です。自分で設置すれば1万~1万5千ルーブル節約できます。

バスルームやキッチンでは、防水機能のあるタイルやラミネートフローリングが適しています。手頃な価格の30×30センチメートルの陶磁器タイルであれば、1平方メートルあたり400~600ルーブルです。

部屋間のドアの敷居を取り除くと、視覚的に空間が広がり、全体の統一感も高まります。

**ドア・窓:3万5千ルーブル**

中級品質の内装ドアは1枚あたり3千~5千ルーブルで、取り付け費用も1千~2千ルーブルです。2部屋分のアパートであれば、4~5枚のドアが必要になり、合計で2万~2万5千ルーブルかかります。

古いドア枠をそのまま使い、扉だけを新しいものに交換すると費用を節約できます。また、フレームのないドアを選ぶこともできます。これらは安価で、標準的な開口部にも適しています。

状態が良い玄関ドアであれば、鍵や塗装を新しくするだけで十分です。これには3千~5千ルーブルかかります。

プラスチック製の窓であれば、交換が必要な場合は2万~3万ルーブルかかります。古い窓がまだ使える場合は、次回のリフォーム時に交換する方が賢明です。

**照明:2万ルーブル**

適切な照明は、モダンな室内空間を作り出すための鍵です。天井が低いブレジネフ時代のアパートでは、中央にシャンデリアを設置するよりも、埋め込み型のライトや壁掛けライトの方が適しています。

LEDスポットライトは1個あたり500~1000ルーブルです。2部屋分のアパートであれば、15~20個必要になり、合計で1万~1万5千ルーブルかかります。トラック型の照明システムも、埋め込み型ライトの代わりとして使えるモダンな選択肢です。

各部屋には、作業用の明るい光とリラックス用の柔らかい光の2種類の照明を設置しましょう。これによって快適さが向上し、空間も広く見えます。

廊下やバスルームに壁掛けライトを設置すると、天井が高く見えます。バックライト付きの鏡も室内にモダンな雰囲気を加えてくれます。

**キッチン:リフォームなしでの最適化**

中級品質のキッチンカウンターは4万~6万ルーブルかかりますが、これでは予算をオーバーしてしまいます。しかし、1万5千~2万ルーブルで古いキッチンをリフォームすることも可能です。

カウンタードアを交換したり、既存のドアに現在流行っている色を塗ったりするだけで、見た目が大幅に変わります。取っ手を新しいものに交換するだけでも2千~3千ルーブルで十分です。

カウンタートップもよりモダンなものに交換しましょう。ポストフォーミング加工された素材や人工石を使用すれば、1メートルあたり3千~5千ルーブルです。

タイルで作られたバックスプラッシュやモザイクもキッチンをスタイリッシュに見せてくれます。耐湿性のあるフォトパネルを使用すると、より安価で設置も簡単です。

**デザイン:エカテリーナ・マサルツェワ** **家具・装飾品:3万ルーブル**

残った予算を使って、リビングルーム用のソファや寝室用のベッド、テーブルや椅子などの必需品を購入しましょう。

IKEA製品や中級品質の家具も見た目も機能性も良いです。ソファは1万5千~2万ルーブル、ベッドは8千~12千ルーブルで購入できます。

テキスタイルも室内の雰囲気を大きく変えてくれます。カーテンやクッション、ベッドカバーなどを統一されたスタイルで選ぶと、5千~8千ルーブルで素敵な空間になります。

見栄えの良い鉢に植えられた大きな植物も、室内に温かみと新鮮さをもたらしてくれます。安価ですが、雰囲気作りには非常に効果的です。

**デザイン:エカテリーナ・リュビムキナ**

**小さなアパートのためのデザインコツ**

明るい色の壁や天井を使うと、空間が広く見えます。白、ベージュ、薄灰色などはブレジネフ時代のアパートに最適です。

鏡を設置すると、空間が倍に感じられます。廊下やリビングルームに大きな鏡を置くと、広々とした印象が生まれます。

縦線の模様を使うと、天井が高く見えます。壁に縞模様の壁紙を貼ったり、背の高い狭いキャビネットや縦長のパネルを使用したりしてみましょう。

閉じたキャビネットの代わりに開放的な棚を使うと、室内が明るく見えます。ただし、物を整理して整然と保つことが大切です。

**自分でできる作業**

壁面の塗装は初心者にも簡単な作業です。注意深く丁寧に行えば、プロ並みの仕上がりが得られます。

ラミネートフローリングの敷設もほとんどの人に適しています。部屋のサイズを正確に測定し、余分な材料を用意することが重要です。

塗装の上から壁紙を貼ると、壁面の欠陥を隠しつつ、独特の質感を出すことができます。

IKEA製品の組み立ても、配達費や組み立て作業費を節約するのに最適な方法です。説明書も分かりやすく、必要な工具も簡単に手に入ります。

**コストを削減してはいけない項目**

電気工事や給排水設備の工事はリスクが高いため、安易に行うべきではありません。不適切な作業によって水漏れや火災が発生する可能性があります。

壁面の下地処理も非常に重要です。不均一な壁面では、どんな高級な仕上げ材を使っても効果が半減してしまいます。

バスルームの防水処理も必須です。漏水が隣人に迷惑をかけた場合、その費用は防水処理費用をはるかに上回ります。

配管や電線、固定具などの隠れた部分の工事にもコストを削減してはいけません。これらを省略すると危険であり、結果的に損失が大きくなる可能性があります。

30万ルーブルという予算でブレジネフ時代のアパートをリフォームすることは十分可能です。重要なのは、流行に追従するのではなく、機能性を最優先に考えることです。そうすれば、期待以上の結果が得られるでしょう。

**表紙デザイン:イロナ・ラフィコワ**