キッチンの計画において、生活を快適でなくする6つの間違い
よくある間違いと、それを避ける方法
適切なキッチンのレイアウト計画は、美観だけでなく使い勝手にも関わってきます。家具や家電の配置を間違えると、料理作りが困難になってしまうこともあります。ここではよくある間違いと、それらを避ける方法を解説します。
「ワークトライアングルのルール」を守らない
これは人間工学の基本原則です。コンロ、シンク、冷蔵庫の位置を調整し、それらの間をスムーズに移動できるようにする必要があります。もしこれらが一直線上に配置されていたり、距離が遠すぎたりすると、料理作りが不便になってしまいます。
対策:これらのエリア間の最適な距離は1.2〜2メートルです。小さなキッチンの場合は、主要な作業エリアが手の届く範囲内にあるように、コーナー配置を選ぶと良いでしょう。

デザイン: ナジェージダ・キセルニコワ
適切な場所に電源プラグが少ないブレンダーやケトル、コーヒーマシンなどは、キッチンに欠かせません。電源プラグが不足していたり、配置が不便だと、延長コードを使わなければならず、安全性に問題があります。
対策:キッチンには少なくとも5〜6つの電源プラグが必要です。作業エリアの近くに1つ、ダイニングエリアに1つ、大型家電用に1つを設置しましょう。防水機能付きのモデルを選ぶとより良いでしょう。
上段のキャビネットが低すぎるか高すぎるキャビネットが低すぎると、カウンタートップで作業する際に頭をキャビネットにぶつけてしまい、不便です。逆に高すぎると、はしごなしでは上段の棚に物を置くことができません。
対策:壁掛けキャビネットの標準的な高さは、カウンタートップから50〜60センチメートルです。もっと軽快な見た目を求める場合は、一部のキャビネットをオープンシェルフに変更すると良いでしょう。

デザイン: カティヤ・チストヴァ
コンロと冷蔵庫の配置が不適切コンロと冷蔵庫を隣り合わせに置くと、使い勝手が悪くなるだけでなく、安全性にも問題があります。冷蔵庫が熱を持つことで、電力消費量も増加してしまいます。
対策:コンロと冷蔵庫の間には少なくとも40センチメートルの距離を空けるようにしましょう。このスペースを狭いキャビネットや追加の作業エリアとして利用することもできます。
作業スペースが不足している広々としたキャビネットや家電を求めすぎると、料理をするためのスペースが十分に残らなくなり、使い勝手が悪くなってしまいます。
対策:
作業スペースは少なくとも80センチメートルの幅が必要です。スペースが限られている場合は、折りたたみ式のカウンタートップや、窓辺に作業エリアを設けることもできます。
デザイン: エカテリーナ・リュビムキナ
照明が不十分キッチンには天井からの一つの照明だけでは不十分です。作業エリアを照らさないと、暗闇の中で料理をすることになってしまいます。
対策:
上段のキャビネットの下にスポットライトやLEDストリップを設置しましょう。ダイニングエリアの上方にはペンダントライトを取り付けるのも良い方法です。キッチンのレイアウトを計画する際には、最初からすべての詳細をしっかりと考えておくことが大切です。そうすることで、後で何度もやり直す必要がなくなります。
カバーテキスト: ロマン・ミロノフとアンドレイ・ヴァシリエフによるデザインプロジェクト







