ソビエトのデザイナーによる10の象徴的な作品
ソビエトのデザインとは、定義上、まず国のために作られ、その後で個人のニーズのために使われるものでした。すべてのデザイン決定や技術革新は、研究所や設計局によって行われていました。そのため、著作権が認められた発明はごく少数に限られていました。この記事では、そうした象徴的な創造物に焦点を当てています。
アヴァン・ガルド・サービスセット
10月革命後、レニングラード磁器工場(現在のIFZ)では、「内容が革命的で、形が完璧で、技術的な実施も無欠な」製品の生産が始まりました。この工場はアヴァン・ガルド芸術家たちと協力していました。
カジミール・マレーヴィチは、幾何学的な形状を組み合わせたユニークなティーサービスセットを制作しました。従来のカップの形ではなく、半円形の容器に長方形の取っ手が付いており、装飾も白でした。この芸術家は、日用品の見た目に対する人々の認識を変えたかったのです。
マレーヴィチのこのテーブルウェアは実用的ではありませんでしたが、それが彼の目的ではありませんでした。芸術家自身が言うように、「これはお茶ポットではなく、お茶ポットという概念そのものだ」と。ちなみに、このアヴァン・ガルド・サービスセットは今日でも帝国磁器工場で生産されています。

家具の多機能化
1925年にパリで開催された世界博覧会では、アレクサンドル・ロドチェンコが多機能な空間を展示しました。これは未来を見据えた新しい社会の理想を体現したものでした。
彼が制作した「労働者クラブ」は、単なる構成主義スタイルの部屋ではなく、ソビエトの労働者たちが活動したり、自己教育を行ったり、余暇を過ごしたりできる人間工学に基づいた空間でした。
このクラブ用の家具は多機能で、各部品はほとんどスペースを取らず、簡単に別の形に変形することができました。例えば、チェスボードは回転式の盤面を備えており、プレイヤーは席から立たなくても駒の色を変えることができました。
このプロジェクトにより、ロドチェンコは銀メダルを受賞しました。博覧会終了後、この展示品はフランス共産党に寄贈されました。しかし2008年には、ドイツの専門家たちがこのクラブを再現して「平面から空間へ――マレーヴィチと初期モダニズム」という展示会で公開しました。その後、彼らはロシアの前衛芸術展をヨーロッパの美術館で開催する上で大きな貢献をしたとして、この再現品をトレチャコフ美術館に寄贈しました。








