狭いキッチンに食器洗浄機とオーブンをどうやって設置するか
5平方メートルのキッチンを考えると、スタジオアパートのオーナーにとって食器洗い機は贅沢品なのでしょうか?また、オーブンを置く場所が収納スペースの半分しかないのではないでしょうか?こうした誤解を解き明かし、どんなに狭いキッチンでも必要な家電をすべて配置する方法をお見せします。
記事の主なポイント:
- 幅45センチメートルのコンパクトな食器洗い機なら、3~4人家族分の食器を9~10セット洗えます。
- 高さ45センチメートルのコンパクトオーブンは、標準モデルよりも15センチメートルスペースを節約できます。
- 家電を縦に並べると、カウンタートップのスペースが40~50センチメートル解放されます。
- コーナー部分を活用すれば、使わない場所でも家電を置くことができます。
- 非標準的なスペースに設置すると、利用可能なスペースが20~30%増えます。
- 家電の配置順序を工夫すれば、キッチンカウンターのスペースを最大60センチメートル節約できます。
幅の狭い食器洗い機――1センチメートルも大切な時
- 幅60センチメートルの標準的な食器洗い機だけが選択肢ではありません。幅45センチメートルのコンパクトモデルでも、3~4人家族分の食器を洗え、設置スペースも3分の1になります。
- 現代のコンパクト食器洗い機は9~10セットの食器を洗えるのに対し、標準サイズのモデルでは12~14セットです。ほとんどの家庭にとってこれで十分です。さらに、15センチメートルのスペースが節約され、収納用の引き出しが増えます。
- 標準的な設置場所はカウンタートップの下、シンクの横です。ただし、給水口が適切な位置にある必要があります。配管の改造には予算がかかることもあります。
- 別の選択肢として、カウンタートップ型の食器洗い機もあります。高さ45センチメートルのコンパクトモデルなら、カウンタートップや角に設置できます。6~8セットの食器を洗えるので、子供がいないカップルに最適です。
- 機能性はほとんど損なわれません。標準サイズの天板も使え、グリルや対流機能も備わっています。少量でも同じ料理を作ることができます。
カウンタートップの上に縦に設置するのが最適です。目線の高さにあるオーブンの方が使いやすく、カウンタートップ下のスペースには食器洗い機や収納用品を置けます。
ミクロ波オーブン2合1――さらにコンパクトな解決策です。1台でミクロ波とオーブンの両方の機能が使えます。
縦型の配置――家電を重ねて置く
よくある間違いは、すべての家電をカウンタートップの下に置くことです。縦型の配置ならスペースを節約でき、人間工学的にも使いやすくなります。
最適な配置順序は以下の通りです:食器洗い機(60センチメートル)、オーブン(45~60センチメートル)、ミクロ波オーブン(45センチメートル)、コーヒーマシンや蒸し器(45センチメートル)。全体の高さは最大210センチメートルです。
柱型の一体型冷蔵庫――小さなキッチンに最適な選択肢です。コーナーを有効活用でき、見た目もスタイリッシュですが、単体の冷蔵庫よりも高価です。
人間工学に配慮することが重要です。頻繁に使う家電は地面から70~150センチメートルの高さに置くべきです。あまり使わない家電はもっと高い場所に配置しても構いません。
コーナー部分の活用――「使われないスペース」を有効利用する
- 小さなキッチンのコーナーはよく使われませんが、多くの家電を収納できます。
- コーナーシンクを使えば、食器洗い機やコンロ用のスペースが確保できます。変則的な方法ですが、5~6平方メートルのキッチンには非常に効果的です。

デザイン:アレクサンドラ・オズノビシチェヴァ
コンパクトオーブン――半分のサイズで同じ機能を
標準的なオーブンは60×60×56センチメートルのスペースを占めますが、高さ45センチメートルのコンパクトモデルなら15センチメートル分のスペースが節約できます。
コーナーに回転式の仕切りを設置すれば、使いにくかったスペースも有効活用できます。「マジックコーナー」やスライド式の仕切りなどが役立ちます。

デザイン:アレナ・ロマシュコワ
非標準的なスペース――予想外の場所に家電を置く
- 「冷蔵庫・シンク・コンロ」からなる作業エリアはコンパクトに保つべきです。理想的には、各要素間の距離は1.5~2.5メートルです。
- 食器洗い機は必ずシンクの横に置くべきです。水道や電源を共有できるため、使い勝手が良くなります。
小さなキッチンでは、オーブンをコンロから別に設置するのも有効です。コンロは作業エリアに残り、オーブンは縦型のスペースに配置できます。
冷蔵庫はコーナーや入口付近に置いても問題ありません。重要なのは、ドアを開けたり棚に物を取ったりする際に十分なスペースが確保されることです。

デザイン:ウラジスラワ・ヴァクレンコ
寸法と基準――知っておくべきこと
- 一体型家電の深さは55~57センチメートル、カウンタートップの高さは60センチメートルです。配管や通風用のスペースとして3~5センチメートルを確保しましょう。
ニッチの寸法は、食器洗い機が82センチメートル、標準オーブンが60センチメートル、コンパクトオーブンが45センチメートル、ミクロ波オーブンが38~45センチメートルです。
- 必要な隙間は、側面が5ミリメートル、上面が10ミリメートル、背面が50ミリメートルです。通風がなければ家電が過熱して故障する原因になります。
電気設備の配線は事前に計画を立てておく必要があります。オーブンには32アンペア用の専用コンセントが、食器洗い機には16アンペア用のコンセントが必要です。
よくある配置ミス
冷蔵庫の隣にオーブンを置くと、温度差によって冷蔵庫の寿命が短くなります。
シンクから遠い場所に食器洗い機を置くと、使い勝手が悪くなります。汚れた食器をキッチン中を運ばなければならないのは面倒です。
通風スペースがない家電は過熱しやすいです。特にオーブンや冷蔵庫は数ヶ月で故障する可能性があります。
ミクロ波オーブンを高すぎる位置に設置すると使いにくくなります。最適な設置高さは地面から150~170センチメートルです。
家電の配置に役立つコスト削減のコツ
独立型のコンパクト食器洗い機は、一体型よりも1万~1万5千円安価です。カウンタートップの下に設置しても問題ありません。
カウンタートップ型の家電には特別なニッチが必要ありません。コンパクトオーブンや食器洗い機をカウンタートップに設置するだけで、一時的な解決策として十分です。
配線や配管の位置を考慮して家電を配置しましょう。既存の設備を活用することが大切です。
サイズが非標準の中古家電でも、場合によっては既存のスペースにぴったり収まることがあります。ヨーロッパ製の家電は現地の規格に合わせて作られていることが多いです。
どうしても収まらない場合は
ポータブル型の家電を使うという選択肢もあります。カウンタートップ型の食器洗い機やミニオーブン、コンパクトなコンロなどで、機能はそのままでスペースが節約できます。
多機能家電を使えば、複数の家電を1台で代用できます。例えば、蒸し機能付きのオーブンやブレンダーなどです。
季節によっては、あまり使わない家電を倉庫やバルコニーに保管しても構いません。
必要なものを見直すことで問題が解決することもあります。半調理食品を温めるために本当に大きなオーブンが必要なのでしょうか?グリル機能付きのミクロ波オーブンで十分ではないでしょうか?
小さなキッチンでも、従来の方法を工夫すれば問題なく家電を配置できます。重要なのは優先順位を決め、無理にすべてを同時に収納しようとしないことです。数台の家電でも、使いやすい場所に配置する方が良いでしょう。
表紙デザイン:ポリーナ・ゲラシモワ
上段のキャビネットに一体型ミクロ波オーブンを設置すると、カウンタートップがすっきり使えます。
アイランドキッチンやペニンシュラ型キッチンに食器洗い機を置くと、作業スペースが広がり、家電も隠せます。
コンロの下にオーブンを設置するのも従来からの方法ですが、低い位置のオーブンは使いにくいことがあります。
壁際のスペースに家電を設置すると、個性的なレイアウトが可能です。一体型オーブンや冷蔵庫を使えば、キッチンカウンターのスペースを節約できます。
家電の配置順序に注意すること
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