トルクス・アンド・カイコス諸島にあるリック・ジョイ・アーキテクツ設計の「ル・カバノン」

プロジェクト名:ル・カバノン 建築家:リック・ジョイ・アーキテクツ 所在地:タークス・アンド・ケイコス諸島 面積:293平方メートル 写真提供:ジョー・フレッチャー
リック・ジョイ・アーキテクツによるル・カバノン
ル・カバノンは、リック・ジョイ・アーキテクツが設計した家族向けのリゾートです。プロビデンシアレス島南西岸に位置し、自然な海岸風景と調和しています。間取りはシンプルで、テラスが私室エリアをつなぎ、パビリオン内にはリビングルーム、ダイニングエリア、キッチンがあり、プールも設置されており、海の景色を間近に楽しむことができます。

タークス・アンド・ケイコス諸島のプロビデンシアレス島南西岸にあるこのリゾートでは、プライバシーと静けさが海風や長いトロピカルな日差しと共存しています。近くの道路からこの複合施設を見ると、まるで自然な海岸線から有機的に生まれたように見えます。柔らかな質感の塗装されたコンクリートが鮮やかなターコイズブルーの海と対照をなし、白い砂浜が浅瀬と接しています。鉄石の海岸線や地元の緑豊かな植生からインスピレーションを得て、建築家たちは建物とその周辺環境との間に触覚的なつながりを創出しました。マホガニー製のドアや窓、天井は周囲の暖気を吸収し、適切に配置された開口部からは適量の緑が室内に入ってきます。
間取りは一見シンプルですが、西側の私室エリアと東側のパビリオンをつなぐ広いテラスが特徴です。細長い壁が隣接する道路からの騒音や人通りを遮断しており、室内は静かでプライベートな空間となっています。キッチンからの海の眺めもまるで独占的なもののようです。この家は海辺に静かに佇んでおり、内側でも外側でもない独特な位置にあります。非対称な屋根構造が広々とした室内空間を生み出し、風上側にある三角形の窓からは心地よい風が流れ込み、特別に設計された換気システムと相まってエアコンが不要です。テラスのすぐ隣には浅いプールがあり、砂浜とテラスを隔てながら海の景色を間近に楽しむことができます。


















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