アメリカ合衆国ニューオーリンズにあるOJTが運営する「7510 Zimple」
プロジェクト名:7510 Zimple 設計者:OJT 所在地:アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズ 写真提供:ウィリアム・クロッカー
OJTによる7510 Zimple
OJTが設計した7510 Zimpleは、ルイジアナ州ニューオーリンズに位置する。このプロジェクトは拡張型住宅であり、新しい建物が隣接する土地にある既存の家屋とつながり、家族のニーズに応えた空間を創出している。

このプロジェクトは、依頼主の既存住宅に隣接する空き地に建設された。新しい家屋は高齢の親世帯が住む本宅とつながっており、さらに賃貸ユニットも設けられている。目標は、家族同士の共同生活と個人の自律性のバランスを実現することだった。メインの住居部分は1階全体を占めており、深く凹んだ入り口テラスと内部のプライベートな中庭を中心に構成されている。キッチン、リビングルーム、ダイニングエリアといった共有スペースは、既存住宅の同様の空間と連携し、共同で利用できるように配置されている。プライベートな空間は建物の端に位置している。セカンドユニットは通りに面した2階部分にあり、共有の入り口テラスからアクセスでき、意図的に既存住宅の2階の形式を繰り返している。
この家屋は元の住居を継承したものと見なされているため、明確な入口の目印はなく、駐車スペースからしか入れない。外観的には匿名性が保たれている。表現力は、伝統的なガベル屋根の形式を変形させて家屋の長さに沿って配置することで生み出されている。斜めに段差のある屋根によって空間が形成され、リビングルームでは高い天井、寝室ではコンパクトなスペースといった、具体的な機能に応じた複雑な体積構成が実現している。家屋自体の形状や配置は、外部空間を再構築することを目的としており、裏庭が隠れたようになっており、高いテラスが内部空間を広げている。
このプロジェクトでは、歴史的で伝統的な住宅形式や空間構造を尊重しつつ、それらを個性的な解釈を通じて現代に適応させることが重要だった。
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