前と後:標準的なアパートでどうやって余分な平方メートルを見つけるか
実際のプロジェクトで得た、目立たないが役立つ5つのヒント
モスクワ郊外のロウトフにある1978年築のレンガ造りのアパートで、広さ78平方メートルの4部屋構成の住居が、大規模な改装を行わずに有効空間を増やす方法の一例となった。デザイナーのエレーナ・ブナックは、標準的な間取りの中でどうやって余分なスペースを確保するかのコツを紹介している。
記事の主なポイント:
- 窓辺の棚が作業スペースとして活用された;
- 3つの小さな収納スペースが1つの機能的な空間に変わった;
- 適切な家具の選択で狭い部屋でも使い勝手が良くなった;
- 垂直方向のスペースも最大限に活用された;
- すべての角が有効に活用されている。
窓辺の棚をデスクに変える方法
最初の工夫は窓辺の棚の活用だった。「窓辺の棚の高さと幅が十分なら、ぜひ利用してください」とデザイナーはアドバイスしている。キッチンや子供部屋では、深さ70センチメートルの無垢材製のテーブルを使用し、ラジエーターからの空気循環ができるように特別な切り込みが施された。これらは余計なスペースを取らずに実用的な作業スペースとして機能した。
3つの小さなスペースを1つの機能的な空間に
「洗濯用の物置スペースは、キッチン近くの収納スペース、廊下のクローゼット、そして通路の一部を組み合わせて作られた」とデザイナーは説明している。その結果、洗濯機や乾燥機、衣類の干し場、アイロン台が備わった実用的な物置スペースができあがった。
狭いキッチンを快適にする方法幅わずか2メートルのキッチンは手ごわいように思えたが、適切なレイアウトで問題を解決した。壁沿いに直線的にキッチン用品を配置し、ダイニングエリアとはスライド式のガラス仕切りで区切られている。「作業エリアを広げ、冷蔵庫・シンク・コンロの位置を適切に配置することが重要だった」とデザイナーは語っている。
垂直方向の収納ですべてが解決幅わずか10平方メートルの子供部屋では、おもちゃや学校用品を収納するために垂直方向のスペースを活用した。通常のキッチンラックを使ってマーカーや文房具を収納し、ベッドの下には引き出しが設置されておもちゃを収納している。
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「1週間かけてクライアントに何を収納したいのか詳しく聞き取りました」とデザイナーは語っている。その結果、上着用のスペース、長めのダウンジャケット用のスペース、靴用の棚、履物やスポーツ用品を収納するエリアなど、工夫を凝らしたレイアウトが完成した。廊下は全く散乱していない。
実用的なデザインで隠れた収納スペース
バスルームでは、技術的な必要性からこのようなデザインが採用された。冷たい水の供給管を覆うために両側に対称的な箱が設置されており、「見た目は面白いアイデアのように見えますが、実際には技術的な理由でこのようなデザインになったのです」とデザイナーは説明している。多機能な家具でスペースを節約
複数の機能を持つ家具はスペースを有効に活用するのに役立つ。リビングルームではテーブルが足置きとしても使え、ベッドルームではベッドが収納スペースにもなり、子供部屋ではデスクが簡単に遊び場に変わる。このアパートの事例からわかるように、標準的な間取りでも余分なスペースを確保することは可能だ。重要なのは、空間と住人のニーズを丁寧に分析し、創造的かつ合理的に計画を立てることだ。そうすれば、1センチメートルのスペースでも有効に活用できる。







