前と後:デザイナーがわずか3ヶ月でクルシチョフカのアパートをスタイリッシュなヨーロッパ風アパートに変えた方法
ソビエト連邦のアパートがどのように変化していったかについて、さらに詳しくご覧ください。
1964年に建てられたブロック構造のアパートで、面積は37平方メートル。間取りも完全に時代遅れだったが、プロのリフォーマーであるクセニヤ・シャフマトワは、こんな典型的なクルシチョフカアパートでもモダンで機能的な住空間を作り出せることを証明してくれた。2024年において、このようなソビエト式アパートをどのようにリフォームするか、そしてその費用はいくらかを見てみよう。
記事の主なポイント:
- リフォーム費用は170万ルーブルだった。
- 通路部分が独立した寝室に変更された。
- 標準サイズのクローゼットや内蔵型の収納スペースが追加された。
- すべての水道設備や窓が交換された。
- 生活に必要なものはすべて37平方メートルの空間内に配置された。
なぜブロック構造のアパートでもリフォームが可能なのか
「パネル構造の建物では壁全体が耐荷重壁だが、ブロック構造の場合は逆で、剛性軸しかない」とクセニヤは説明する。このため間取りの再配置が自由に行える。アパート内に耐荷重壁はなく、すべての囲い壁は周辺部に位置している。

デザイン:クセニヤ・シャフマトワ
通路部分を本格的な寝室にする方法
元の間取りは正直奇妙だった。一つの部屋が通路で、そこを通って別の部屋に入る仕組みだった。解決策は入口の位置を変更し、キッチン・リビングルームからすべての部屋にアクセスできるようにした。ガラス製のドアによって空間が視覚的に広がっている。

デザイン:クセニヤ・シャフマトワ
予想外の場所にあるクローゼット
「追加の収納スペースや独立したクローゼットがなかった」というのが問題だった。解決策は部屋の一部を区切って3平方メートル分のクローゼットスペースを作ること。そこには2列のハンガーラックや多くの棚が設置され、収納容量も大幅に増えた。この改造にかかった費用は13万ルーブルだった。

デザイン:クセニヤ・シャフマトワ
バスルーム:座浴タイプの浴槽から本格的なバスルームへ
最も大きな課題は狭いバスルームだった。問題は長さ120センチメートルのソビエト式座浴タイプの浴槽だった。解決策は間取りを変更し、長さ160センチメートルの標準的なバスルームを設置することだった。確かに生活スペースが30センチメートル減るが、それだけの価値はあった。
デザイン:クセニヤ・シャフマトワ
キッチン・リビングルーム:空間の工夫
キッチンとリビングルームを一体にしたスペースは、適切な区分けによって視覚的に広く見えるようになった。高さ92センチメートルの上段棚付きのキッチンカウンターが内蔵型家具のような効果をもたらしている。このキッチンカウンターやカウンタートップにかかった費用は9万ルーブルだった。








