木造住宅の設計における5つの間違い
木造の家は居心地が良く、雰囲気もある。しかし、特別な配慮が必要だ。この記事では、デザイナーのイリーナ・ヴァシレワが木造住宅の内装においてよく犯される間違いについて解説している。もちろん、それぞれに対する解決策も提案している。
イリーナ・ヴァシレワ — 異なるスタイルの要素を組み合わせてオリジナルなデザインを生み出す、熟練したインテリアデザイナー
一体化された家具
間違い:収納の整理はアパートでも田舎の家でも重要だ。多くの人は、天井まで届くクローゼットを好む。しかし、木造住宅ではアパートと同じようにクローゼットを壁際まで押し上げると、家が沈んだときにクローゼットが壊れたり崩れたりする。
解決策:クローゼットと天井の間に隙間を空ける。その幅は使用する木材の種類や乾燥状態などによって異なる。この隙間は、家が沈んでも動かないように天井に取り付けられたコーニスで覆うことができる。また、クローゼットの扉の高さもこのコーニス分だけ短くする。

塗料の選択
間違い:通常の家では、石膏ボードに塗料を試し塗りして壁に近づけて色合いを確認すればよい。しかし木造住宅では、木材の種類や研磨具の粒度によって塗料の吸収率が異なるため、壁での色合いと試し塗りの結果が大きく異なることがある。
解決策:異なる種類の木材用塗料を4〜5種類購入し、家の中で事前に用意した壁面に試し塗りをする。使用方法は各塗料の製品説明書に従う。
素材の模倣
間違い:フレーム壁の装飾には、しばしば人工木材や木板が使われる。しかし私の意見では、特に丸太造りの家には適していない。天然の丸太と比べると、人工素材は不自然に見えるし、均一な色合いを出すのも難しい。
解決策:フレーム壁の装飾には壁紙や石、浮き彫りパネルなどを使うとよい。これらは木素材の質感を引き立て、インテリアにアクセントを加える。
部屋の寸法
間違い:浴室などでは、壁に木製の棚やカウンターを取り付けたいと考えがちだ。しかし、そのためには深さ6cmのスライド式の枠組みを使用する必要がある。狭い空間ではこれが問題になることがある。
解決策:壁を拡張する場所を事前に計画し、その部分にスライド式の家具を配置するようにする。浴室が狭い場合は、濡れる部分だけタイルを使用するとよい。
照明が不足している
間違い:木製の表面は光を吸収する傾向がある。通常の家では中央にシャンデリアを1つ設置すれば十分だが、木造住宅ではこの方法は効果がない。光は光源の周りに集中し、隅々が暗くなってしまう。
解決策:均一な照明を得るためには、補助的なスポットライトを使用する。部屋の機能に応じて照明計画を立てることが大切だ。アクセント照明も忘れずに——壁掛けのランプやフロアランプ、ペンダントライトは適切な照明環境を作り出すだけでなく、家を温かく快適な空間にする。
イラスト:イリーナ・ヴァシレワによるデザインプロジェクト。







