考えられた収納スペースと大胆なアクセントが特徴の小さなパリ風アパート
フランス人建築家カミーユ・エルマンによるインテリアデザインは、おもちゃの家のような雰囲気を持っていますが、明るいピンク色や軽薄な家具は一切使われていません。パリにあるカミーユが装飾したアパートメントをご覧ください。
複雑な収納システム、濃い青色の色合い、珍しいプリントが施された壁紙、豪華な照明器具——これらは建築家でありデコレーターでもあるカミーユ・エルマンがすべてのプロジェクトで取り入れている基本的な要素です。しかし、このような装飾的な手法は実は巧妙な工夫なのです。彼女は大胆なディテールを使うことで、仕事をする空間の不都合な点を巧みに隠しているのです。

パリ4区にある77平方メートルの小さなアパートメントをカミーユがデコレーションした際、このような特徴としては、長いリビングルームや傾斜した天井、そして狭い廊下などが挙げられます。
リビングルームを調整するために、カミーユはこの傾斜した天井を活かし、その曲線に沿って濃い青色の棚を設置しました。その結果、棚の上部が目立つようになり、長い部屋が短く見えるようになりました。また、同じ色で塗られたドアは棚やクローゼットの中に「隠されて」しまいました。








