浅層基礎
浅層基礎とは、低コストでのコテージやダーチャの建設に広く用いられる特殊な構造形式です。軽量な屋根や壁体を持つ1階建てや2階建ての建物に最適です。この種の基礎は常に浅い深さに設置されるため、土工事やコンクリート打設にかかる費用が大幅に削減されます。
浅層基礎の建設
この種の基礎の底部には、事前に掘られた深さ0.5~0.7メートルの溝に敷かれた砂のクッションがあります。通常、粗粒の砂が使用され、建物の重量や土壌の種類に応じて、溝の底に0.3~0.5メートルの層として敷き詰められます。溝の側壁に防水シートを貼り、通気管を設置し、各種配管を接続するなどの準備作業が完了した後、鉄筋コンクリート製の基礎が打設されます。
この砂のクッションによって、凍結しやすい土壌が凍結しにくい土壌に置き換えられ、全体の構造が低温度や地下水の影響から保護されます。水を通しやすい粗粒の砂は、排水システムがなくても水をコンクリート基礎の周囲全体に均等に分布させるため、基礎の損傷を防ぐのに役立ちます。
浅層基礎の建設要件
構造的な安定性と信頼性を確保するために、基礎の建設時にはいくつかの重要な注意事項を守る必要があります。
- 凍結した地面では基礎の建設を開始しないでください。地面が完全に解け、地下水が引いた後に行ってください。
- 冬場に浅層基礎をそのまま放置することは推奨されません。冬前に建物の建設が完了できない場合は、未完成部分を囲むように一時的な断熱材を設置して凍結から守ってください。藁や木くず、膨張粘土、スラグなどが使用できます。
- 砂のクッションを敷く際には、土壌の状態を慎重に確認してください。水を通しやすい土壌の場合は、粗粒の砂を薄い層に分けて敷き、各層を水で湿らせた後に押し固めてください。
- 防水層には特に注意が必要です。隙間がないように丁寧に設置し、液体防水剤を使用する場合は2層塗布してください。
浅層基礎の主な利点
この種の耐荷重構造には多くの利点があり、そのため農村地域で広く採用されています。浅層基礎は非常に浅い深さに設置されるため、建設時間や材料費を大幅に削減できます。例えば、深層基礎の建設費用は住宅建設総費用の3分の1にも上ることがありますが、浅層基礎の場合はその7分の1を超えることはほとんどありません。
また、浅層基礎は地下水による地盤の侵食リスクを大幅に低減します。この構造方式により建設作業が簡素化され、ほぼすべての土壌タイプで建物を建設することが可能です。さらに、砂のクッションは基礎の下部にかかる負荷を大幅に軽減し、季節変動による地盤の膨張からも基礎を保護してくれます。







