実践に基づく修理方法:ひび割れたタイルの交換方法
壁や床に欠けているタイルが数枚あるからといって、全体を交換する必要はありません。欠けた部分を丁寧に取り除く方法、適切な接着剤の選び方、新しいタイルの貼り付け方をお教えします。
アパートの壁や床の装飾材がどれほど高品質であっても、予期せぬトラブルから完全に守られているわけではありません。少しの不注意で表面に傷やひびが入ってしまうこともあります。数枚のタイルが損傷しているだけで全体を交換する必要はありません。以下の手順を参考にして、自分で簡単にタイルの修理を行ってください。
ステップ1:グラウトを取り除く
壁材でも床材でも、まずは損傷したタイルの周りのグラウトを取り除く必要があります。これにはセメント除去用の工具や専用の鏟が役立ちます。もう一つの方法は少し手間ですが、費用は安上がりです。

ステップ2:ひびが入ったタイルを取り除く
損傷したタイルを取り除くには、チゼルとハンマー、または電動ドリルを使用します。セラミックタイルの場合は特に簡単ですが、電動ドリルを使う場合はチゼルを支えるための点を作る必要があります。タイルの角やひびの位置に小さな穴を低速で開けて、隣接するタイルを傷つけないようにします。その後、チゼルを支えにしてハンマーで軽く叩くと、端からタイルが割れ落ちてきます。

ステップ3:古い接着剤を洗い流す
新しいタイルを取り付ける前に、古い接着剤をきれいに洗い流してください。そうしないと、新しい接着剤が均等につかず、数日後にタイルが剥がれ落ちてしまいます。接着剤を取り除くには金属製のスパチュラが最適です。新しいタイルを貼る前に、隣接するタイルには塗装用テープで保護してください。
ステップ4:接着剤を塗る
新しいタイルに接着剤を塗るのは難しくありませんが、接着剤の選択には注意が必要です。一般的に、バスルームやキッチンで使用される小さなサイズのタイル(30×30cm以下)には水溶性のセメント系接着剤が適しています(1kgあたり5ウクライナ・ハリウナ)。
大判のタイルやセラミックグラナイト、または「温床式フロア」に使用される素材には、高強度のエポキシ系接着剤を使用します(1kgあたり100ウクライナ・ハリウナ)。
接着剤は壁にもタイル自体にも塗ることができますが、タイルに直接塗る場合は、壁を少し湿らせておくとよいでしょう。そうすることで、タイルの多孔質な表面が接着剤から水分を吸収してタイルが剥がれ落ちるのを防ぐことができます。
重要なポイント:
適切な量の接着剤を使用するためには、メーカーの指示に従ってください。タイルのサイズに応じた接着剤の使用量は包装に記載されています。接着剤を節約しすぎるとタイルがしっかりと固定されず、逆に多く使いすぎるとタイルが並びが乱れて表面が不均一になってしまいます。

ステップ5:新しいタイルを取り付ける
最後に、新しいタイルを接着剤の上に置き、しっかりと押さえつけます。均等な目地を作るためには、専用のプラスチック製のクロスバーを使用します。これらはタイルの間に差し込むもので、必要な隙間幅に応じてサイズを選ぶことができます。接着剤が乾くまでに1日以上待ち、その後でセメントやシリコーン系のグラウトを使って目地を埋めます。
接着剤が完全に乾いたらプラスチック製のクロスバーを取り除き、同じ色のグラウトで目地を塗り直してください。そうすることで、見た目も美しくなるだけでなく、カビの発生も防げます。グラウトはタイルを傷つけないように特別なゴム製スパチュラを使って塗り、さらに1日置いてください。バスルームやシンクの周りの目地には、水分が配管設備の下に浸透するのを防ぐために密封剤を使用するとよいでしょう。








