モロッコのカサブランカにあるムハンマド・アミネ・シアナによるヴィラLL

プロジェクト名:Villa LL 建築家:Muhammad Aminé Siana 所在地:モロッコ、カサブランカ 面積:3,121平方フィート 完成年:2021年 写真提供:Fernando Guerra
Muhammad Aminé SianaによるVilla LL
Muhammad Aminé Sianaが設計したVilla LLは、モロッコのカサブランカ北部に位置する住宅プロジェクトです。オーナーは芸術家であり、官能的なラインと曲線、そしてプライベートでありながら気取らない雰囲気を持つ住居を望んでいました。建築デザインは伝統的なモロッコの手法に基づいており、内部に中庭を設けることで内省的で快適な空間が生まれ、騒がしい街の外でリラックスするための場所となっています。この中庭はプロジェクトの中心であり、通風と自然光を隣接する部屋に取り入れる役割を果たしています。

このプロジェクトはカサブランカ北部の住宅地に位置し、敷地面積は1,000平方メートルです。建物の面積は20×15メートルの長方形です。オーナーが望んだのは、曲線美と官能的なラインを持ち、控えめでありながらプライベート性が保たれた住居でした。そのため、建築デザインにはこれらの要素が反映されています。
伝統的なモロッコ建築から着想を得て、この住宅には内部中庭が設けられており、内省的で快適な空間となっています。また、地元の気候に合わせた設計も特徴であり、中庭は通風と自然光の取り入れに役立っています。
内部の中庭が閉じられた空間に活気を与える一方で、外壁はプライバシーを守る役割を果たしています。壁面には様々な工夫が施されており、垂直な面の組み合わせによって視界が生まれ、外部とのつながりが自然に表現されています。
有機的な石膏天井は、技術的な要素を隠しつつもコンクリートの質感をそのまま生かしており、詩的な美しさを醸し出しています。リビングルーム、ダイニングエリア、マスターベッドルームは円形のプールを囲んでいます。また、建物の反射像が映ることで、まるで第二の中庭があるかのような効果も生まれています。白壁と灰色のコンクリートの間には、水と空をつなぐような淡い緑色の陶器タイルが使用されています。
- Muhammad Aminé Siana


















