スロバキアのモジツェにあるArchholiksによる「マウンテンハウス」

プロジェクト:マウンテンハウス設計者:Archholiks所在地:スロバキア、モジツェ面積:1097平方フィート写真提供:Michal Tartal
スロバキア、モジツェにあるArchholiks設計のマウンテンハウス
Archholiksは、ヴェルカ・ファトラ山脈近くの農村地域、モジツェの郊外に家族向けの住宅を設計しました。この美しい現代建築は、内外ともに木素材を使用しており、温かみのある色調で約1100平方フィートの居住空間を提供しています。

この家族住宅は、ヴェルカ・ファトラ山脈の麓にある美しい村、モジツェの郊外に位置しています。南側に緩やかな斜面があり、村と古い納屋の境界に位置しています。これらの納屋は、スロバキアの田舎の典型的な建築様式で、木造でできており、一部は石で覆われ、大きな切妻屋根が特徴です。このような伝統的な農村建築の外観を参考にして、素材の選択やファサードのデザイン、屋根の形状が決定されました。住宅はコンパクトな長方形の基礎部分と二重傾斜の屋根で構成されており、その形状はヴェルカ・ファトラ山脈の美しい丘陵、トルスタやオストラを彷彿とさせます。また、周囲の山岳風景が見渡せることも、この住宅の設計コンセプトや空間配置に大きな影響を与えました。
建物の内部は階層的に構成されており、異なるレベルで空間が分かれています。1階と2階は部分的に地下に位置しており、プライベートスペースとなっています。建物へは2階にある屋根付きのテラスから入ります。ここにはホール、子供部屋、バスルーム、収納スペースがあり、直接庭園に出ることもできます。1階は入口より1メートル下に位置しており、ベッドルーム、トイレ、クローゼット、そしてテラス/パティオの下にある空間につながっているバスルームから構成されています。2階のホールからは階段が3階へと続き、キッチンとダイニングエリアはテラスに面しており、3階の最上部はリビングルーム兼ワークスペースとなっています。

3階と4階はつながっており、広々としたリビングエリアとなっています。屋内で昼夜の空間が逆転して配置されているため、周囲の自然や風景を眺めることができます。夜間用のスペースが地面に埋もれているため、キッチンとリビングルームは地形と直接接しており、夏の暑い日々には熱的な快適さも得られます。建築的には、この建物はハイブリッド構造システムを採用しています。地下部分である1階と2階は鉄筋コンクリートで作られており、内壁は木製の型枠を使用して形成されています。建物の上部は木材構造で、柱も大きなサイズのバイオボードで覆われています。日中でも、 Spruce材で作られた木製の天井が室内に独特の雰囲気と快適さをもたらしています。
建物の外観はその構造システムを反映しています。地下部分は断熱処理が施されており、灰色のエポキシ塗料で覆われ、UV保護もされています。そのデザインや不規則な形状は、古い納屋や小屋のファサードを思わせます。建物の上部には通風性のあるファサードシステムがあり、様々な断面のSiberian Spruce材で作られた木製の装飾が施されています。窓や入口ドアも木材とアルミニウムで作られており、屋根には金属製の素材が使用されています。室内はシンプルで機能的、そして環境に優しいデザインとなっており、自然素材が使用され、黒色のアクセントや木製の表面と黒色のメラミン加工を施したMDFが組み合わさっています。これらの要素が建物の構造システムを体現しており、土色系の色彩や木目模様がその特徴となっています。
– Archholiks
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