ブラジルのヴィトーリア・ランティムにあるF:Poles Arquiteturaによる住宅プロジェクト「Residence FC Residence」

FCレジデンスプロジェクトはサンパウロ州のヴィトーリア・ランティムに位置しており、オーナーたちは当初から「ミナスジェライス州ゴンサルベスの田舎家を思い出させる住宅」を強く望んでいた。また、プロジェクトの条件の一つとして、敷地の奥にある夕日を最大限に活かすことが求められており、オーナーたちは夕方の景色を日常生活の一部にしたいと考えていた。平屋建てでありながら個性があり、メンテナンスが少ない住宅が望まれていたほか、オーナー専用のワークスペースとしてメゾネットを設けることも重要だった。その結果、ガレージ、リビングエリア、プライベートエリア、サービスエリアがすべて同一階に配置された平屋建て住宅が完成した。入口からすぐにリビングルームとダイニングルームがあり、メゾネットや二重天井とも視覚的に繋がっており、キッチンや屋外エリアとも自然に融合している。サービスエリアはプライバシーを確保するために独立して配置されている。
プライベートエリアには中央に中庭があり、ゲストルームやオフィスとして使用されている寝室の一方に光が差し込む。残りの2つの寝室は夫婦用と娘用で、どちらもウォークインクローゼットが設置されている。唯一、1階にないのがメゾネットであり、オフィスやテラス、図書室がある。図書室は室内デザインにおいて非常に重要な要素であり、家の中のどこからでも見えるようになっており、オフィスのプライバシーも確保されている。メゾネットの高い天井と高い位置にあるため、夕日だけでなく日の出も眺めることができる。
このコンセプトと空間構成は、オーナーたちが望んでいたミナスジェライス州ゴンサルベスの住宅を参考にしつつ、現代的なアプローチで実現された。構造材として木材を多用し、レンガやパステル調、ニュートラルな色調を塗装に使用することで、インテリアデザイン全体がオーナーの期待に応えるものとなった。
-F:Poles Arquitetura



















