トルコのコジャエリにあるIGLO Architectsが手掛けたArçelik Content Studio

このスタジオは、コジャエリ県のキャンパス内にあった古いメンテナンス施設を改造して建設されました。組織が掲げる持続可能な開発の理念に沿って、鋼構造や倉庫から調達した資材などがプロジェクトで活用されています。可能な限り再生材を使用することで、持続可能な開発の基本基準を満たす設計が実現しました。

この1200平方メートルの建物は、さまざまな写真やビデオ撮影に対応できるよう設計されており、国内外のチーム、俳優、スタッフに理想的な作業環境を提供しています。また、オフィススタッフにも会社基準に合った労働条件が整っています。

技術機器や装飾資材を保管するスペース、技術インフラを活用するゾーン、車両が進入できる広い空間も設けられています。休憩エリア、洗面所、メイクルーム、一時的に利用するオフィススペースなども考慮され、快適な職場環境が整っています。柔軟な設計により、3つのブランドが同時に常設装飾を行うことも可能であり、自由に撮影を行うこともできます。

既存の鋼鉄構造や屋根は補強・修理され、壁面や床も音響要件を満たすように再設計されました。多機能で可変性のあるスペースが設けられており、さまざまな撮影シーンに対応できます。建物のファサードは、外部環境や道路上の交通から資材保管エリアや技術ゾーンを守るように設計されており、両面グリッドフレームを使用して外部要素や不要なディテールを隠しています。

新しくなったファサードデザインはブランドの企業イメージに合わせており、再生材を使用することで工業的な構造にモダンな印象を与えています。音響設備や照明システムも省エネ型を選択することで、建物の炭素排出量を削減しています。

アルチェリク コンテンツ スタジオは、環境に配慮した設計であり、企業の持続可能な開発目標を実現する上で重要な役割を果たしています。また、建設過程での資源の節約や廃棄物の削減にもつながっており、商業環境において持続可能な開発の理念を成功させるための模範となっています。
-プロジェクト概要及び写真提供:pRchitect







