21アーキテクトスによる「ハウス178」:サポパンにおける自然と融合したモダンな住居
メキシコのハリスコ州サポパンでは、建築家グループ〈21 Arquitectos〉が設計した住宅「House 178」が〈2023年〉に完成しました。この住宅は、大胆な建築スタイルと自然な地形を見事に融合させています。私有住宅地内の高台に位置するHouse 178は、空間構成の革新性、豊かな素材使い、そして自然との調和によって、現代の居住スタイルを再定義しています。
建築コンセプト
House 178の設計は、地形の特徴に直接応じています。敷地の後方が道路面よりも1.5メートル高いため、建築家たちはこの条件を活かして主要な構造部分を高く位置づけ、その下に半地下空間を設けました。この工夫により、住宅は動的な存在感を持ち、周囲の景観と一体となっています。
外観は、〈堅固な幾何学的形状、彫刻的な切り込み、そして光が透ける空間〉が特徴です。その結果、住宅は斜面の上に浮かんでいるように見え、建物と自然環境との対話を強化しています。
エントランスと中央アトリウム
斜面に切り込まれた側面階段を登ると、オーク材で作られたメインドアがあります。中に入ると、来客は空間的な旅を始めます。コンパクトなホールから突然〈3層構造の中央エリア〉へと続き、そこには黒オリーブ材で作られたアトリウムがあります。〈ガラス製の橋〉がこれらの垂直な空間をつなぎ、4つの階層を視覚的に結びつけ、自然光が住宅全体に流れ込むようにしています。
内装レイアウトと機能構成
この住宅は、独立した各層で構成されているものの、互いに繋がっています。
1階:開放的なレイアウトで構造要素を最小限に抑え、空間と光を最大限に活かしています。社交スペースは裏庭やプールに面しており、共有された森林エリアともつながっています。この階層には、ホームオフィス、専用バスルーム、洗濯機、パントリーも備わっています。
2階:プライバシーを重視した設計で、3つの寝室と〈マスタースイート〉があります。マスタースイートにはシャワールームとウォークインクローゼットも付いています。
半地下階:遊び場、ゲストルーム、サービスルーム、十分な収納スペースが備わっており、柔軟性に富んでいます。
中央アトリウム軸:すべての階層をつなぐ垂直な構造で、移動のしやすさと視覚的な連続性が保たれています。
素材の選択
この住宅の〈素材使い〉は、モダンな洗練さと温かみのある要素を組み合わせています。
白いレンガ壁とグレー系の色調がミニマリスト的な雰囲気を作り出しています。
露出したコンクリートが構造の質感を強調し、工業的な印象を与えています。
オーク材のアクセントが温かみとエレガンスを加えています。
大きな窓によって、室内と室外の境界線が曖昧になっています。
サン・トーマス大理石が高級感を演出しています。







