ストックホルムにある黒い寝室のある小さなアパート
面積47平方メートルの2LDKアパートで、キッチンがリビングルームにつながっており、壁はロフトタイプのテラコッタレンガでできていた。スウェーデン人のインテリアデザイナー、アンナ・ファーバケンがこの空間を装飾する際の出発点だった。
アンナ・ファーバケンのプロフェッショナルなスタイルは、このプロジェクトにも明確に表れている。触り心地の良い素材、おしゃれな照明器具、そして超白から真っ黒までのモノクロカラーパレットによるコントラストなどだ。
しかし、色や装飾はあくまで付加要素に過ぎない。このアパートで最も注目すべき点は、すべてのスペースが巧みに活用されていることだ。
アパートへはキッチンを通ってしか入れないが、このキッチンはリビングルームと一体となっている。そのため、3つのエリアが一つの空間に集中しており、スムーズに融合している。
唯一区切られているのは玄関部分だけで、パーティションを使ってリビングスペースから分離され、靴箱や床置きコートハンガーが設置されている。
ベッドルームには曲線的で狭い「延長部分」が設けられていたが、部屋の外観を損なわないように、アンナはそれを厚手のカーテンで隠していた。
ベッドルームのスタイリッシュな半暗闇は、黒く塗られた壁やベッドリネン、テーブルランプ、壁の色に合わせたカーペットによって作り出されている。そして、内蔵されたワードローブとその上にある小さなスペースも使って、さらに寝室空間を広げている。高い天井や空いた屋根裏部屋のスペースを有効活用した結果だ。
色使いが巧みで、この空間はまるで小さな部屋のように見える。
ベッドルームにはワードローブの他にも、廊下スペースには多くの内蔵型ワードローブや棚がシームレスに設置されている。そのため、すべての収納物はアパートの中央、バスルームの近くにまとめられている。非常に便利だ。







