メキシコのトロンコネスにあるZozaya ArquitectosによるTaloel House

プロジェクト名:タロエル・ハウス
建築家:ゾザヤ・アーキテクトス
所在地:メキシコ、トロンコネス
面積:6,727平方フィート
完成年:2023年
写真提供:セサル・ベリオ
ゾザヤ・アーキテクトスによるタロエル・ハウス
このプロジェクトは、温暖な太平洋沿岸地域の気候に合わせて、効率性と快適性を見事に融合させています。コンパクトな2階建ての住宅には、直射日光を防ぐ広々とした屋根が設けられており、交差換気などのスマートな設計要素によって自然冷却効果も高められています。
明るい色合いの壁や木製のアクセントが、美しい自然風景を引き立てています。レンガ、コンクリート、鋼鉄、ヤシの葉といった伝統的な素材も丁寧に使用されており、地域の文化遺産と住宅が調和しています。このような現代デザインと伝統的な素材の組み合わせによって、機能的で文化的な豊かさを持つ住空間が創造されています。

このプロジェクトの主な目的は、4つの寝室や様々な公共空間を備えた住宅を設計することであり、高い快適性を確保しつつも土地の効率的な利用という基本理念を守ることでした。この点がコンセプトデザインの段階で重要な要素となり、2階建て住宅のコンパクトで効率的な構造にも反映されています。
湿気の多い温暖な太平洋沿岸地域の気候条件を考慮して、家の四方を覆う大きな浮き屋根が設けられており、日光から住宅を守っています。また、交差換気を促す開口部も設計されており、これも住宅のバイオクリマティック戦略の一環です。
素材に関しては、ミルク色の壁など明るい色調が選ばれ、木製のアクセントによって色合いが引き立てられています。このように緑豊かな自然と住宅の明るい色調が互いに調和しています。
この住宅はレンガ構造で建設され、鋼鉄フレームに木製の梁が使用されており、床材にはヤシの葉から作られた「ウエスティート・デ・ココ」も使われています。このような建築的な組み合わせによって、強度と耐久性が確保されるだけでなく、地域の伝統的な技術や素材とのつながりも表現されています。
–ゾザヤ・アーキテクトス


























