インドのパンチクラにあるStudio Built Environmentが設計した住宅「イシュティカ・アーラヤ」
プロジェクト: イシュティカ・アラヤ住宅 建築家: スタジオ・ビルド・インヴァイロメント 場所: インド、パンチクーラ 面積: 3982平方フィート 完成年: 2020年 写真提供: パルネシュ・デヴ・ニカンジ
スタジオ・ビルド・インヴァイロメントによるイシュティカ・アラヤ住宅
インドのチャンディーガルにあるこのレンガ造りの住宅は、スタジオ・ビルド・インヴァイロメントによって設計されました。このデザインの主な目的は、涼しくて明るい空間を創出することでした。そのため、配置は太陽の動きを考慮して決定され、住宅は内部中庭を介して3つの階層に分かれています。中庭は生活室やダイニングルームに太陽光が入るように戦略的に位置づけられています。自然光と換気を活用することで、快適でエネルギー効率の高い居住環境が実現されています。

インドのチャンディーガルに位置するこのレンガ造りの住宅は、依頼主が求めた「地に足がついた住まい」をコンセプトにしています。この地域の気候条件を考慮し、建物は一年中涼しく保たれるように設計され、厳冬にも十分な太陽光が取り入れられるようになっています。配置は太陽の動きを分析して決定されました。
この住宅は3つの階層で構成されています。1階には一人の女性と彼女の10歳の娘が住んでおり、2階は長期滞在するゲスト用です。3階はサポート機能を果たしています。中央にある中庭を中心に設計が展開されており、これは単なる採光スペースではなく、室内と室外の空間がダイナミックに繋がるプライベートで機能的な空間として機能しています。この中庭は建物の南西側に位置しており、冬の日差しがダイニングルームに届き、午後の光がリビングエリアに差し込むようになっています。

中央部分では、音響効果を持つレンガ製のアーチが際立っており、アーチ型の開口部から入るとその美しさが一目でわかります。異なる形のレンガやオーケル色のコンクリート表面、そして選択的に配置された窓によって、南西側のファサードの光を効果的に遮断しています。キッチン壁にある大きな窓の隣には植物が植えられており、フィルタリングされた光が室内に入ります。中庭の右側にはモダンでミニマリストなキッチンとダイニングエリアがあり、左側にはランプが設置されています。
このランプによって1階へのバリアフリーなアクセスが可能になり、一方で側面の階段を通じて上階へと続いています。また、このランプは内部中庭にも通じており、空間の連続性を生み出しています。中庭の周りには2つの寝室があり、プライバシーが確保されています。メインベッドルームは灰色のコンクリート天井と広い窓を持ち、内部中庭と視覚的に繋がっています。個人スペースの内装は柔らかい色調で仕上げられており、オーケル色のコンクリート天井がリビングエリアに明るさをもたらしています。

このプロジェクトでは、モダンなデザインと伝統的な温もりを組み合わせることが試みられています。多機能な室内空間によって、利用者のニーズに応じて時間の経過とともに空間を変化させる柔軟性が持たされており、まさに「家」としての雰囲気が生み出されています。この住宅を取り囲む外観デザインは独自性に富んでおり、環境の要請に応じて適応しています。3種類のジャリ模様が使用されており、オーケル色のコンクリート表面が伝統的な赤レンガと組み合わさることで、ファサードに強烈な視覚的印象を与えています。レンガの明るい色調は、灰色ではなく赤いモルタルを使用することで実現されています。これらの要素が組み合わさることで、利用者にとって快適で心地よい空間が創り出されています。
–スタジオ・ビルド・インヴァイロメント



















