マンハッタンから1時間の場所にある家族向けリゾート
ラヴィ・ラジ建築事務所が設計したクローバー・ヒルの住居は、アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンから約1時間かけて行く森林地帯にある19世紀建築の建物内にあります。元々は鋳造所として使われていたこのレンガ造りの建物は、都会生活を送る夫婦の週末の隠れ家として再生されました。
この住宅は改修が必要でしたが、建築家と依頼主は可能な限り歴史的な要素を保存することを目指しました。厚いレンガ壁や粗い木製の梁といったオリジナルの特徴はそのまま残されています。窓については、開口部を広げ、省エネ型のガラスを取り付けることで十分な自然光が取り入れられるようになりました。側面に追加された部分は黒く塗装された松板で覆われています。
主な変更点は内部にあり、建築家たちは2階のスペースを最大限に活用するために間取りを入れ替えました。1階にあったキッチン、リビングルーム、ダイニングエリアは寝室や家族用のラウンジに変わり、主要な生活空間は2階に移されました。高い天井とオープンプランにより、新しい共有スペースは明るく開放的な雰囲気になっています。半分閉じられた中二階には寝室や映画鑑賞用のスペースが設けられています。メインの寝室は、本館に隣接する改修されたゲストハウスに移されました。
新旧の要素を繋げるために、対照的な素材や色が使われています。オーク材のパネル、松製のフローリング、白い合板製の階段といった自然素材は、元々のレンガ造りや工業用木材と調和しています。ミニマリストな仕上がりが、オーナーが集めた洗練された家具やアンティークを引き立てています。

























