オースティンのバルコニー付き住宅
メル・ローレンス建築事務所が設計したバルコニー付きの美しい住宅「バルコネスハウス」は、アメリカのオースティンに位置しています。
本館1階の内装は、リビングルームとキッチンにある大きなスライド式ガラスドアによってつながっています。杉材で覆われた鋼鉄製の梁が天井を構成しており、南側の空間では窓枠が周囲の自然風景を引き立てています。
プールはこの共用エリアのすぐ先にあり、スライドドアを開けるとその空間が自然と水泳エリアに変わります。
上階の空間も同様のシンプルな構成で、周囲を囲む床から天井までのガラス窓が室内と木製デッキ、そして遠くにある市街地の景色をつなげています。西側には幅4.5メートルのバルコニーがあり、木々に囲まれたこの空間は自然との近さと快適性を兼ね備えており、休息や瞑想に最適です。
ゲストハウスはホームオフィスやアートスタジオとしても使用できます。内部では家具で作られた壁がバスルームとその他の空間を分けており、折りたたみ式のテーブルや引き出し、必要に応じて広げることができるダブルベッドも備えられています。
この住宅では鉄筋コンクリートが主要な建築材料として使用されています。本館のコンクリート壁はテキサス州の気候特性に合わせて設計されており、外側の薄い壁は厳しい日差しから家を守り、内側の厚い壁は最も暑い夏でも快適な室内温度を保っています。2.4メートルの張り出しが夏場の暑さを和らげる効果もあります。「箱の中に箱がある」という構造原理もゲストハウスの建設に応用されています。
このバルコニー付きの住宅は丘の斜面に優雅に溶け込んでおり、開口部や窓からは木々の揺れ動きが映し出されます。建築のシンプルさが日常の些細な出来事にも魅力を与えています。
写真:レオニード・フルマンスキー





















