スペインの地中海沿岸にあるヴィラ
エル・ポルテット・ヴィラは、スペインの小さな沿岸町モライラにある、狭く細長い敷地に建っています。総面積1246平方メートルのこの建物は、ラモン・エステベ・エスタディオによって設計されました。同スタジオの建築家たちは、外部から切り離されたこの敷地の中に独自の空間を創造することに成功しました。
比較的小さな建物は1階構造で、リビングルーム、ダイニングルーム、キッチンといった公共的な機能を持つ部屋があり、屋根付きのバルコニーを通じて庭やプールと繋がっています。大きめの建物は2階構造で、ベッドルームが配置されています。中央にある建物の内部空間は天井が二層構造になっており、エントランスやホールを形成しています。この部分は他の建物よりも高くそびえ立ち、巨大な石壁で区切られたエントランスゾーンを引き立てています。
庭園スペースが加わることで、建物の視覚的な広がりが増しており、この庭園はヴィラにとって理想的な背景となっています。ランドスケープデザインも建物の形状に沿ったコンセプトで行われており、敷地の細長い形を活かしながら、建築を周囲の風景にできるだけ溶け込ませるように工夫されています。
写真:アルフォンソ・カルサ



















