複層天井の設置に関する詳細
基本的に、「二段天井の作り方」や「多段天井の作り方」といった質問には同じ答えがあります。多段天井を設置する原理自体は同じで、違うのは段数や構造の形状だけです。
多段天井は主に石膏ボードで作られ、稀にPVCやアルミプロファイルなどの材料が使われることもあります。枠組みは金属製のプロファイルで構成されています。

写真1 – 元の二段天井
準備
作業を始める前に、構造の高さを計画し、その程度まで天井を下げることが可能かを確認する必要があります。一般的なクルシチョフカ型アパートでは、標準的な天井の高さでは二段以上は不向きです。
天井の高さの損失を最小限に抑えるために、既存の天井を基礎層として利用することもできますが、その場合はまず天井を平らにする必要があります。プロジェクトが完了した後でも頭上に圧迫感がないことを確認したら、設計や材料の購入に移れます。
構造が複雑なため、詳細な天井の設計図が必要です。意図したデザインはスケッチや寸法付きの図面に記載し、計算や設置を容易にするようにします。建設案はコンピュータプログラムを使って作成することもできます。
どのような天井にするか決めたら、必要な量のプロファイル、吊り金具、留め具、ネジ、石膏ボード、照明器具などを計算して購入します。

写真2 – 美しい照明が施された二段天井
配線工事
まず最初に行うべき作業は、照明器具やスイッチへの配線です。この作業は専門家によって行われる必要があります。
装置の消費電力に応じた適切な太さのケーブルを選び、配線は配管内を通して行います。接続はジャンクションボックス内で行うべきです。スポットライトはグループごとに接続し、低電圧用の照明器具にはトランスフォーマーを取り付けます。
マーキング – 天井の高さを正確に決める方法
天井の底辺は水準器やレーザーレベルを使って揃えます。構造の高さは壁に鉛筆で印をつけ、その線を図面から天井に転写します。プロファイルや吊り金具を取り付ける位置に沿った線もすべてマークします。点と点を結ぶ直線は塗装用の糸で引くことができます。

写真3 – 二段吊り天井の枠組み
枠組みの取り付け
取り付けは、構造の面積が大きい方から始めることができます。
例えば、二段目の面積が一段目よりも大きい場合は、まず二段目を取り付けた方が良いです。逆に一段目を先に取り付ける場合は、石膏ボードで覆う範囲を二段目の境界までにする必要があります。
基礎層として既存の天井を使用し、二段目の枠組みを取り付ける場合は、まず壁と天井にマークした位置にガイドプロファイルを固定します。
プロファイルを取り付ける線が曲がっている場合は、隣接する二つの壁用プロファイルを切り取って必要な形状に加工します。このようなプロファイルの各部分は別々に基礎層に取り付けます。
次に、天井にアンカーディップを使って吊り金具を取り付けます。吊り金具は縦方向のプロファイルが通る位置から60cm間隔で設置します。
次に、二段目の側面枠組みを別途組み立てます。すでに天井に取り付けられているガイドプロファイルに、二段目の高さに合わせた長さの天井用プロファイルを取り付けます。
これらのプロファイルは必要な長さよりも少し長めに切り取り、両端を削って中央部分を突き出してガイドプロファイルに取り付けます。この突起部分を下に曲げ、プロファイルをガイドプロファイルに垂直に差し込んでネジで固定します。直線部分ではこれらのプロファイルの間隔は60cmですが、曲がっている部分ではその2〜3分の1になります。
組み立てた枠組みを持ち上げ、天井用プロファイルの突き出た部分を天井のガイドプロファイルにネジで固定します。二段目の高さが低くなる予定なら、幅広いSD型プロファイルを側面パネルとして使用することもできます。
写真4 – 二段天井の組み立て途中
その後、縦方向のプロファイルをガイドプロファイルに取り付けて吊り金具で固定します。クランプを使って横方向のプロファイルも縦方向のプロファイルに取り付けます。
写真5 – 子供部屋用の柔らかい多段吊り天井