吊り天井の利点と欠点
吊り天井とは何ですか?
吊り天井とは、特殊な成分を含んだPVCフィルムやいわゆる「布地」パネルを伸ばして作られた、完全に平らな表面のことです。従来の仕上げ方法では、こんなに短時間でこのような高品質な表面を実現することは不可能です。完璧に平らな天井を作るには、かなりの費用と労力が必要になります。
このフィルムは、パネルを部屋の周囲に設けられた溝に取り付けることで伸ばされます。
重要!設置後、広い面積の場合には天井がわずかに沈むことがあります。例えば、天井の面積が20平方メートルを超えると、許容される沈み量は4センチメートルです。天井を分割せずに沈みを防ぐことは実質的に不可能です。

写真1 — バスルーム用のデザイン例
吊り天井は、シームレスなタイプを除き、PVCフィルムを縫い合わせて作られます。部屋のサイズを測定した後、フィルムを正確な寸法に切り取ります。この切り方の図面は専門技術者が作成する必要があります。
吊り天井にはどのような利点と欠点があるのでしょうか?
吊り天井の利点
従来の方法では、以下のような特性を得ることはできません。
- 防湿性;
- 防火性(防火等級M1);
- 設置にも時間がかかる(吊り天井1枚の設置に3〜4時間必要);
- 耐久性(吊り天井用の布地は最大100キログラム/平方メートルの荷重に耐えられる);
- メンテナンスが不要;
- 保証期間も長い(認定された会社で設置した場合、10〜15年)。
さらに、吊り天井は様々な色の塗装が可能であり、凹凸のある布地を注文することもできます。「布地」タイプの吊り天井の場合に限りますが、顧客の希望に応じて任意の画像を印刷することもできます。
しかし、吊り天井には欠点もあります。

写真2 — 吊り天井への印刷。任意のデザインをオーダーメイドできる
吊り天井は何でできているのでしょうか?
吊り天井用の布地は、様々な質感を持つ普通のPVCフィルムで作られています。このフィルムにはカドミウムは含まれていません。フィルムの厚さは0.17〜0.22ミリメートルです。
重要!「布地天井」と呼ばれるものも実際には布地で作られているわけではありません。これらの「布地天井」はポリウレタンを含浸させたポリエステルで作られています。「布地天井」と呼ばれるのは、その外観が布地に似ているからです。見た目以外にも、「布地天井」にはフィルム製の吊り天井とは異なる点がいくつかあります。詳しくは「布地天井」に関する別の記事をご覧ください。
吊り天井のメーカーの中で最も優れているとされているのはどれですか?
吊り天井市場で長年の実績と顧客からの高評価を得ているメーカーとしては、Clipso(スイス)、Descor(ドイツ)、Cerutti(イタリア)などが挙げられます。
吊り天井 — 写真

写真3 — 色と光の調和

写真4 — スタジオアパートのグロスな白い天井 — 部屋を統一し、空間を広く見せる

写真5 — グロスな吊り天井 — プールに最適な選択肢

写真6 — 吊り天井パネルには任意のプリントを施すことができる — 自然風景から都市風景、ルネサンス時代の芸術作品まで

写真7 — バスルームの吊り天井

写真8 — オフィス内の吊り天井

写真9 — ファストフード店の複雑な形状を持つ吊り天井

写真10 — 吊り天井は色だけでなく、形状も自由に選ぶことができる
写真11 — 水漏れ時の吊り天井

写真12 — 水の排出方法

写真13 — 天井の再伸ばし作業
写真14 — 軽微な損傷を受けた吊り天井
写真15 — 子供用のステッカーで損傷部分を覆う。これでさらなる損傷を防げる