引越しの準備方法
専門家によるステップバイステップガイド
「3回の引っ越しで1回分のトラブルが発生する」と言われています。メトリウム社の専門家たちは、財政的・時間的・精神的な負担を最小限に抑えて引っ越しを行うための有用なアドバイスを提供しています。
ナタリア・クルグロワ氏——モスクワ地域で事業を展開する不動産・コンサルティング会社「メトリウム・グループ」の専門家兼ゼネラルディレクター
不要な物品は処分しましょう
必要な物品を選ぶための黄金則は、「1年間使っていないものは必要ない」ということです。引っ越しの際には、クローゼットや収納スペースの中身を見直す絶好の機会です。近々必要になりそうにない物品は、象徴的な価格で売却するか、使わなくなったら捨てましょう。
運搬業者を選ぶ
時間がない場合は、「ワンストップサービス」を提供してくれる引っ越し会社を利用すると良いでしょう。荷造りから輸送、荷降ろし、新居の設置まで一貫して対応してくれます。

このようなサービスの費用は事前に算出できます。1LDKのアパートであれば、2~4人の作業員が6~8時間かけて作業し、積載容量18立方メートルの車両を使用する場合、料金は9,000ルーブル程度です。2LDKのアパートであれば、4人のチームが8~10時間かけて作業し、積載容量22立方メートルの車両を使用する場合、料金は12,500ルーブル程度です。
貴重品の保護
金庫やピアノ、アンティーク家具など、特別な取り扱いが必要な物品を輸送する場合は、専門家の力を借りる必要があります。彼らは100キログラムを超える重い物品も安全に運搬でき、非標準的な荷物でも部屋内に運び入れるための設備を持っています。
サービス料金は、専門家1人あたりの時間単価(250~500ルーブル)、重量1キログラムあたりの料金(1~5ルーブル)、最低作業時間(通常6時間)で構成されます。例えば、ピアノの輸送には約3,500ルーブルが必要です。
荷物をしっかりと梱包しましょう
大きくて重い物品は真空パックを使用して運搬すると良いでしょう。そうすれば、損傷することなく新居に運べるだけでなく、蛾や湿気からも守られます。
アイロンがかけにくい衣類は段ボール箱に入れて運搬しましょう。その他の物品も箱に詰めて梱包します。梱包用の箱は引っ越し会社のウェブサイトで注文するか、近くの店舗で購入できます。
壊れやすい物品には包装フィルムを使用してください。シャンデリアや壁際の照明器具、食器、ガラス付きのキャビネットの扉などを丁寧に包んでください。また、壊れやすい物品が入った箱には注意喚起用のマークをつけましょう。ただし、作業員が自分でそれらのマークに気づくとは限りませんので、必ず監視しておきましょう。最も貴重な物品は自分の車で運搬することをお勧めします。
家具の保護
家具を分解して各部品を包装すれば、引っ越しがスムーズに進みます。そうすることで、角や扉が傷つくリスクを防ぐことができます。また、各家具の取り付け部品も折りたたんでラベルを貼っておけば、後で簡単に元通り組み立てることができます。小さなドレッサーやサイドボードは組み立った状態で運搬する場合は、引き出しや扉をロープで固定しておいてください。荷物が入らない場合
荷物が1台の車両にすべて収まらない場合は、無理に詰め込もうとせず、2回目の運搬を依頼しましょう。運送会社の統計によると、引っ越し作業の90%が荷物の積み下ろしに費やされています。小さな車両で素早く荷物を降ろせば、作業員はすぐに2回目の運搬に向かうことができます。特にラッシュアワーには引っ越しを行わないようにしましょう。大規模な引っ越しは夜間や週末に行うと、移動時間を短縮できます。
新居での準備
通常、引っ越し先に最初に到着するのは家主の車です。正確な入口付近に駐車スペースを確保するためにも、早めに到着することが大切です。前夜にエレベーターの動作を確認し、万が一機械にトラブルが発生した場合に備えて、運送会社の担当者の電話番号を控えておきましょう。
新居では、狭い空間内で床や壁を保護することも重要です。そのためには段ボールが適しています。作業員には、荷物をすぐに正しい部屋に運んでもらい、必要な物品が入った箱もすぐに持って行ってもらうようにしてください。そうすれば、引っ越し後も慣れ親しんだ食事を楽しんだり、布団で快適に寝ることができます。







