実践に即した修理:バスルーム用の天井材の選び方
バスルームの天井をリフォームすることは簡単な作業ではありません。湿度の高い狭い空間では、仕上がりの見た目だけでなく、安全性、耐久性、環境への配慮といった技術的な特性にも注意を払う必要があります。デザイナーのダリヤ・ミハイロワは、最も実用的な素材を選定し、それぞれの長所と短所を紹介しています。
1. ギプス悬垂天井
バスルームには懸垂天井が最も実用的な選択肢です。この構造は柔軟性があり、温度変化にも耐えられます。天井材としては、防湿性能のあるギプスボードをおすすめします。製造過程で撥水剤や防カビ成分が使用されているため、この素材は湿気を帯びたり崩れたり腐ったりすることはありません。
利点:ギプスボードを使った天井の主な利点は、天井の凹凸を隠すことができる点です。また、金属製の枠構造により配管類も隠せます。さらに、懸垂天井の使用寿命は15〜20年と長いです。
欠点:他の塗装面と同様に、ギプスボード製の天井も経年とともに外観が変化してしまうため、定期的に塗り直しが必要です。ただし、構造自体は損傷しません。

2. 張力天井
プラスチック製の枠に薄いビニールフィルムを張った张力天井は、バスルームに最適な選択肢です。この防水性のある素材は特別なメンテナンスが不要で、高温にも耐えられます。ただし、設置には専門知識が必要なため、プロに任せるのが最善です。ひとつのアドバイスとしては、天井には光沢のある素材を選ぶことです。繊維ベースの素材はバスルームには適していません。
利点:光沢のある表面により空間が広く見え、部屋の高さも感じられます。この天井は最大100リットルの水に耐えられ、破損することもありません。また、健康面でも安全で、毒素を放出したりカビや霉が生じたりすることもありません。
欠点:コストが高いですが、その分使用寿命は長いです。また、設置時に破損する可能性もあります。バスルームに設置された张力天井は、時間が経つと特に照明器具の近くで色あせてしまうことがあります。この欠陥を塗り直したり清掃したりすることはできず、交換するしかありません。

3. プラスチック製パネル天井
バスルーム用のプラスチック製パネル天井は、コスト対性能の観点から最も適した選択肢です。低価格でありながら設置も簡単で、急な修理にも理想的です。特有の取り付け方法により、個々のパネルが一体として見え、整然とした印象を与えます。利点:軽量で設置が迅速であり、8〜10平方メートルの部屋なら約8時間で完了します。そのうち3分の2の時間は枠組みの設置に、残りはパネルの取り付けにかかります。この素材は部屋の音響断熱性と保温性を大幅に向上させるため、アパートメントでは特に重要です。
欠点:天井を交換する際には、既存の仕上げを取り除いて新しいパネルを設置する必要があります。パネル同士の接合部が不十分だと、部屋全体が雑然と見えることがあります。

4. ストリップ天井システム
バスルームの内装によく使われるデザインがストリップ天井です。枠組みにはアルミニウム、鋼鉄、またはプラスチック製の長いストリップやパネルが使用されます。素材が湿気を帯びないように、粉末塗料やポリウレタン系の保護剤でコーティングされています。利点:柔軟なストリップを使えば曲線状の構造も作れるし、部屋の形状を変更することも可能です。塗装天井やPVCパネルよりも見た目が良く、軽量なため耐荷重壁や仕切りに負担もかけません。
欠点:コストが高いです。また、他の懸垂天井と同様に、部屋の高さを大幅に低くしてしまうため、小規模なアパートメントには適していません。








