中国寧武にあるオートミール粉製造工場、設計:JSPA Design

プロジェクト:オートミール粉製造工場設計者:JSPA Design所在地:中国山西省寧武市面積:256,181平方フィート(敷地面積)、94,722平方フィート(工場生産エリア)、6,458平方フィート(寮)、80,729平方フィート(室内スペース)完成年:2019年写真提供:Schran Images
JSPA Designによるオートミール粉製造工場
山西省寧武市に建設されたこの工場では、生のオートミールを粉製品に加工している。ほぼ自動化された生産工程には、高性能な設備を備えた2つの生産ラインがあり、店舗、カフェ、オフィスなどの公共エリアも設けられている。
周辺環境は新しく建てられた工業建築物や乾燥した地形、炭鉱などで質が低かった。その中で、この工場を「内向的な建築物」として設計することにした。つまり、自然環境を再現するような建築物だ。機能的要求を満たすだけでなく、来訪者に新鮮な体験を提供する建築物としても考えられた。

1階部分ではレンガ壁を使って様々な技術施設を隠し、上層部には公共エリアが配置されている。中庭や大きな庭園が建物全体を貫いており、自然光を取り入れながら空間の広がりを生み出している。中央の生産エリアも、屋根に設けられたコンクリート製のカーテンウォールから自然光を受け取っている。
レンガ壁は建物の前面から始まり、そこには地域住民が利用できるオープンスペースや子供たちの遊び場も設けられている。レンガ壁は徐々に高くなり、工場の囲いとして機能し、最終的に建物のファサードを形成する。

レンガ壁の形状によって、原材料の受け入れ口、製品の荷出し口、スタッフ用エリア、来訪者用エリアなどが区別されている。スタッフと来訪者は異なる通路を通り、工場内で交差することはない。スタッフにとっては機能的な動線が確保され、来訪者にとっては計画的に配置された空間を体験できる。
生産ラインは高架の通路から見ることができる。スタッフ寮は建物の後方に位置し、目立たない形で設計されている。レンガ壁は建物の形状に合わせて延長され、中庭が設けられている。

建築材料の選択も重要だ。灰色のレンガを使用することで、地元の建設方法を活かし、その場所との強いつながりを表現している。一方、露出したコンクリートは建築物のモダンさを際立たせ、構造とデザインの統一感を生み出している。
ランドスケープデザインも設計プロセスに密接に組み込まれており、屋根で集められた雨水はモノリシックなコンクリート製の排水管を通じて異なる高さの水景へと導かれている。このように自然な水流が空間の演出に活用されている。
工場の入口では、最後に滝が設けられ、12メートルものカンチレバー構造を持つコンクリート製のロゴと共に来訪者を迎え入れている。
設計過程でいくつかの規制上の問題も解決された。消防安全上の要求から屋根に水槽が必要だったが、これを独立した要素としてデザインすることにした。つまり、屋根上に彫刻のように設置されたカンチレバー構造の鋼鉄製容器だ。
- プロジェクトの詳細および写真はCurrent-Newswireから提供







