ポルトガルにあるM2.senos_arquitetosによるIlavo House

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プロジェクト: イラヴォ・ハウス 建築家: M2.senos_arquitetos 所在地: ポルトガル、イラヴォ 面積: 5,909平方フィート 完成年: 2021年 写真提供: Ivo Tavares Studio

M2.senos_arquitetosによるイラヴォ・ハウス

周囲には昔の農地の雰囲気が残っているが、これは非常に都市的な住宅だ。

オーナー夫妻は祖父母からこの土地を相続し、そこに家を建てることにした。1階中心の構造で、家族のニーズに応えている。

この土地は奥行きが浅く、通り沿ってゆっくりと伸びており、曲がり角の向こう側ではほとんど見えなくなる。

課題は、通りや隣人に近づけずにこの土地に家を建てることだった。開放的な空間を確保しつつ、そのような配置を実現するのは容易ではない。

そのため、西側の隣接する屋根裏部屋を活用し、東側に向かって建物を広げることで、許可された範囲内で土地を最大限に有効活用している。家の形は土地の形状に沿って徐々に変化し、通りに近づく部分は2階建ての中央部分によって動きが生まれている。

通りや隣人との距離を考慮して、すべての内部空間はファサードから後退させられており、プライベートな「中庭」が作られている。これにより、室内と室外の境界線が曖昧になり、ブラインドの設置もその関係性を強化している。こうすることで、外部の生活感を完全に遮断した空間が生まれている。

ランドスケープデザインは、地元産の樹木や低木を活用して自然で視覚的に美しい空間を創造する上で重要な役割を果たしている。これらの植物は日陰や香りを提供し、食事時の雰囲気を高めてくれる。

内部のレイアウトも非常に合理的だ。後方にはガレージがあり、サービスエリア(洗濯室や技術室)へと続いている。入口は家の中央に位置し、壁によって通りから守られている。プライベートな空間は公共スペースから完全に分離されている。リビングルームとキッチンはつながっているが、それぞれが外部と異なる関係を持っている。2階にはジムやオフィスがあり、バルコニーにも出られる。

内装はシンプルだが、コンクリート製の天井やアルミニウム製の枠組みが特徴である。一方で、リガ材を使用した仕上げが快適さと日常生活の質を高めている。

外装では花崗岩やブラインドに使われた木材などの自然素材が採用されているが、クリーム色のアスファルト塗料で仕上げられたコンクリート製の壁面が全体のバランスを取っており、通りに対して控えめな印象を与えている。

- プロジェクト説明と写真はIvo Tavares Studio提供