石膏ボード天井:素材の特性と施工技術
石膏板天井の明らかな利点
- 天井面を丁寧に準備する必要がありません。
- 換気システムや配管を簡単に隠すことができます。
- 凹凸のある天井でも、完全に平らな面に仕上げることができます。
- 照明デザインも自由に試せます。吊り天井なら点灯器具を設置しやすいです。
- デザインの選択肢も豊富で、シンプルな単層天井からニッチや複数層構造、複雑な照明配置まで可能です。
- 音響・断熱効果も期待できます。特に夜間に大音量でテレビを見る高齢の隣人がいる場合に有効です。
図1 吊り天井の枠組み構造
石膏板天井の欠点
残念ながら、このタイプの天井にもいくつかの欠点があります:
- まず、天井を少なくとも数センチメートル下げる必要があります。天井がすでに低い場合は、不便になる可能性があります。
- ハンマードリルやネジレンチ、そして補助者が必要です。個人での取り付けは、高度な技術と専用の工具がない限り困難です。
- 丁寧に仕上げないと、将来パネルの接合部にひび割れが生じる可能性があります。
天井への石膏板の取り付け方法
では、具体的な取り付け方法を説明します。基本的な作業スキルがあれば、自分で行うことも可能です。特にシンプルな単層天井の場合はそうです。
材料を購入する前に、必要な量を計算しておきましょう。複雑な計算が面倒なら、オンラインで計算ツールを利用することもできます。
石膏板の厚さは10.0~12.5ミリメートル、長さは2500~3000ミリメートルですが、幅は常に1200ミリメートルです。石膏板天井は金属製の枠組みと、ネジで固定された板で構成されています。
写真1 複数層の吊り天井
取り付け作業は大まかに4つのステップで行います:
- 枠組みの配置を決めます。
- 枠材を取り付けます。
- 石膏板を枠材に固定します。
- 最後に仕上げ作業を行います。
新しい天井のためにどれだけ天井高を下げることができるかを確認してください。点灯器具を設置するには最低5センチメートルは必要です。水平器を使って正確な位置を決め、チョークラインで印をつけておきましょう。
周囲にガイド枠材を取り付けたら、次に天井用の枠材を設置します。
最終的には、60×60センチメートルの格子状の枠組みができ上がります。この枠組みは吊りブラケットで固定されます。
枠組みの準備が整ったら、補助者と一緒に石膏板を取り付けていきましょう。材料は壊れやすいので、落とさないように注意してください。金属製のネジを使って板同士をしっかりと固定してください。
より良い仕上がりを得るためには、接合部に補強テープを貼っておきましょう。
板の取り付けが完了したら、接着剤を使って天井面を平らにします。これは特に単層天井に推奨されます。複数層構造を考えている場合は、最初に完成した層に追加の構造を取り付けやすくなります。
写真2 吊り天井用の枠組みの取り付け
次に、吊り天井の解体方法を説明します。まずは天井の装飾部分を取り外し、すべての照明器具も取り外して電線の端を絶縁処理してください。装飾用のカバーも全て取り除きます。パネルの接合部にある補強メッシュも取り除いてください。
隠されたネジに到達したら、慎重に外してください。補助者がいれば、取り外した石膏板を取り除くことができます。次に天井用の枠材についてです。もし再び吊り天井を設置する予定なら、壁に取り付けた枠材はそのまま残しておいても構いません。
石膏板天井の費用
石膏板天井の設置費用はどのくらいかというと、地域や自分で作業を行うか専門家に依頼するか、使用する材料によって異なります。
労働費に関しては、キーウでは1平方メートルあたり50~80ウクライナ・ハリウナ、モスクワでは420ルーブルからです。
材料代については、最も高額な部分です。標準的なKnauf製の石膏板は、モスクワでは1枚あたり190ルーブル、キーウでは1枚あたり45ウクライナ・ハリウナです。
枠材の費用は、キーウでは1枚あたり平均13~15ウクライナ・ハリウナ、モスクワでは1枚あたり30ルーブルです。
写真3 石膏板で覆われた吊り天井の枠組み
写真4 複合構造の吊り天井







