特に問題なのは、隣り合って全く異なるタスクが並んでしまうことです。「電池を購入する」「サービスに電話する」「書類を整理する」「キッチンの修理をする」といった項目は、リスト上では同じように見えますが、必要な時間や労力は全く異なります。その結果、このリストは行動計画というよりも、これまでにやってみたいと思ったことの長いリストになってしまいます。
小さな作業と大きなプロジェクトを混同しないで
長いタスクリストの主な問題の一つは、異なる規模のタスクが同じように見えてしまうことです。歯磨き粉は帰宅途中に買えますが、家庭のアーカイブを整理するのには数晩かかることもあります。これら二つの作業を一緒に書き出すと、脳はそれらを同程度の難易度だと認識してしまいます。
その結果、大きなタスクはしばしば非常に手間がかかるものとして映り、先延ばししたくなってしまいます。そのため、プロジェクトと具体的な行動を分けて考えることが有効です。例えば、「アーカイブを整理する」という項目の代わりに、最初のステップとして「書類を一つの箱にまとめる」と書き出すことができます。そうすると、次に何をすべきかを決めやすくなります。
学習や仕事、家事にも同じことが当てはまります。巨大なプロジェクトを事細かく事前に計画する必要はありません。次に取るべき行動を、余計な考えをすることなく実行できる程度に明確にしておけば十分です。
何をすべきかが明確になるようにタスクを定式化しましょう
「電話をかける」という項目はほとんど役に立ちません。誰に電話するのか?なぜ?何を知りたいのか?いつ電話できるのか?これらの質問には実行時に答えなければならず、小さなタスクが予期せず追加の時間を必要とすることになります。
具体的に行動内容を書き留める方がずっと実用的です。誰に電話をかけるのか、どんな用件で、そして相手のスケジュールに左右される場合は、いつ電話をかけられるのかを明記します。そうすれば、特定の日時にタスクを設定しやすくなり、細かい点を頭の中に留めておく必要もありません。
ただし、相手の都合を確認しないまま、他者に依存する作業に厳格な時間を設定してはいけません。そうすると、カレンダー上には立派なスケジュールが表示されますが、実際には実行不可能なものになってしまいます。
リストを他人の期待の保管場所にしないで
時には、人が実際にはやるつもりすらないことまで長いリストに含まれてしまうことがあります。誰かに頼まれたこと、いつか試してみたいと思ったこと、やっておけば良いだろうと思うこと、「やらなければ」と感じること、あるいは「いつか役立つだろう」と思うこと——これらが徐々に本当の義務と混ざり合ってしまいます。
各項目について、自分自身に簡単な質問をすると良いでしょう:これは本当に私の課題なのか、それともまだ置く場所がない単なる考えに過ぎないのか?
このような記録は大まかにいくつかのグループに分けることができます:
- 本当にやらなければならないこと;
- 将来のアイデアや計画;
- 他の人々からの頼み事や期待。
アイデアは別途保管した方が良いです。必須の仕事のそばに「いつかやる」という10個のプロジェクトリストが常にあると、それらすべてがもう期限切れだという感覚を抱かせてしまいます。
全てのリストを1日でこなそうとしないでください
リストが長くなっても問題ありません。問題は、朝になるとその30個の項目がすべて今日の計画に変わってしまう時です。
形式的にはすべてのタスクが小さいものであっても、その間には移動時間や会議、家事、メッセージのやり取り、予期せぬ遅延、そして普段の疲労が存在します。余裕のないスケジュールは、最初の予定外の出来事で崩れてしまいます。そのため、全体的なリストと今日のリストに分けて管理することが有効です。全体的なリストにはすべての現在の課題が残り、具体的な日付には実際の負荷を考慮して近い将来行うべき数件のタスクのみが記載されます。
予定外の仕事とは忘れられたものを意味するわけではありません。タスクが今日のリストに含まれていなくても、適切な時期が来るまで全体的なリストにそのまま残ります。
完了した項目の数だけでなく、全体を見ることが大切です
10個の小さなタスクを消すのは楽しいものです。リストが目に見えて短くなり、前進している実感が湧きます。しかし、チェックマークの数だけでは必ずしも実際の成果を示しているわけではありません。
5回の買い物や数回の短い電話は、完成した契約書を送付するような重要なタスク1つよりも時間がかからないことがあります。そのため、一日の終わりには「何個のタスクを終えたか?」だけでなく、「今日は何が実際に進展したのか?」と自問することが有益です。
このようなアプローチにより、タスクリストをチェック数を競うものにしてしまうことを防げます。時には、1つの大きなタスクを完了させる方が、たくさんの小さな作業をこなすよりも大きな成果をもたらすことがあります。
リストを定期的に整理しましょう
長いリストが機能しなくなるもう一つの理由は、徐々に古い項目が溜まっていくことです。期限切れのタスク、重複したもの、もはや不要な購入品、意味を失った課題などが、何週間もそのまま残ってしまうことがあります。
週に一度、ゆっくりと全項目を見直し、以下の点を確認するとよいでしょう:
- 既に完了したもの;
- もはや適用されないもの;
- 繰り返し先送りにされているもの;
- 表現があまりにも曖昧な項目。
同じタスクが週から週へと引き継がれ続ける場合、立ち止まってそれが本当に必要かどうかを考える良い機会です。実行する、簡略化する、あるいは完全に削除することも検討してみましょう。
状況別にタスクを分類しましょう
リストの管理を楽にするもう一つの方法は、タスクを文脈別にまとめることです。例えば、電話のやり取り、家事、パソコンで行うタスク、そして移動中や街中で済ませるべき用事などを別々に管理するのです。
予期せず空き時間ができたときに特に便利です。会議まで20分しか残っていない場合、数十項目もあるリスト全体を見回す必要はありません。適切なグループだけを開いて、実際にこなせるものだけを選べばよいのです。その際、1日のスケジュールには少し余裕を持たせる方が良いでしょう。空き時間は無駄な時間ではなく、事前に予測できないことのための時間です。
良いタスクリストは必ずしも全体的に短くある必要はありません。そこには多くの義務やプロジェクト、アイデアが含まれていても構いません。重要なのは別の点です:全体的なリストにはすべての重要な項目を保存し、今日のリストには近い将来行うべきアクションだけを表示させることです。
これら2つの役割が混在しなければ、長いリストもその量自体によって圧迫感を与えることはなくなります。それは単なる仕事用ツールとして機能し、何も忘れないように助けてくれますが、同時にすべてを一度にこなそうとする必要も生じません。